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御福餅

「御福餅 本家」
住所:三重県度会郡二見町大字江197-1
TEL:0596-43-3500(代)
FAX:0596-43-4130

「御福餅 伊勢支店 『「甘味処 御福亭」』」
住所:三重県伊勢市黒瀬町鬼女谷956-1
TEL:0596-22-7100(代)
FAX:0596-22-7102

「菓子は人なり」

これは御福餅の製造場に貼ってある文句である。社訓でも標語でもない。ましてや額縁に飾られている訳でもない。年季の入った紙の色が物語っている様に、もうずっと昔から無造作に貼られた紙は長い間職人達を見守り続けてきた。
御福餅は今より二百有余年前、宮川の柳の下で茶店を開設したのが始まりである。以来、代々庵餅の製造、販売を営み参宮客の旅情を慰め好まれてきた。度会橋が架橋されたのを機に明治16年4月、現在の二見に店舗を移転し営業を継承している。
製法も昔から全く変えていない。今でも職人が大鍋を囲む様に輪になって座り一つ一つ手作業で作っていく。御福餅の独特の形は、二見浦の清き渚に打ち寄せる波を表す。ほのかに小豆の香がし、餡がベタッとしておらずふくよかな味わい。この味が江戸時代中期より一切変わらず代々大切に守られ伝えられてきたのだ。
多角経営が取沙汰される今日であるが、現在の御福餅の社長である9代目は派手は宣伝広告は控え自分が表に出ることを良しとしない方である。他の商品に浮気することなく御福餅一本で勝負。それは「伝統伝承」という大義があるから。御福餅を愛し、この味・技術をしっかりと後世に伝えていく。宣伝をしなくともお客様の「美味しかった」という言葉が口コミで広がり、顧客はしっかりとついてくる。
今回の取材でも残念ながら9代目にお逢いすることは叶わなかったが、応対してくださった社員の方がこうおっしゃっていた。「社長は自分よりまず社員のことを第一に考えてくださるんです。家族のように大切にしてくれます。社長の御福餅に対する思いが私達にも伝わってくるので、職人一人一人が自ら伝統伝承の責任を感じ仕事に励むことができるんです」。
菓子は人なり
食べられるお菓子の気持ちになって一つ一つ心を込めて作る。
この真摯な思いと、味・技はこの先何十年何百年と受け継がれていくにちがいない。

伊勢名物 御福餅
8ヶ入 640円
12ヶ入 960円
20ヶ入 1,600円
(税込み)

御福餅

こちらに掲載の内容は全て取材時のものです。変更がある場合がありますのでお店へお問い合わせください。

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